読書しても結果が出ない理由【結論:読後の行動に問題あり】
こんにちは、リサです。
「読書の重要性にはなんとなく納得できる。でも過去の経験から、読書をしても結果に繋がらないし意味がない気がする。」
こう思っている人は多いのではないでしょうか。
実は私もその一人でした。
それなりの冊数読んでいるのに、なんとなく身になってる感じがしませんでした。
そこで、読書のやりかたに関して解説している本を読みました。
いまなら、読書が成果に繋がる方法がわかります。
今回は、読書を成果に繋げるうえでのポイントと具体的な方法を紹介します。
アウトプットを伴わないインプットは時間の無駄
読書が成果に繋がらない理由は主にこれだと思います。
アウトプットを伴っていないからです。
読書は、知識を得る行為であり、インプットです。
しかし、読書を通して得たその知識を使わなければ、どんなに知識を得ても何も変わらないのです。
それは、最新の工具を買いそろえておきながらすべて工具箱に眠っている状態のと同じなんです。
成果を出すには、アウトプットを前提としたインプットをしなければなりません。
つまり、得られる知識をどう活かすかを考えて読書し、さらに実際にその知識を活かす必要があるのです。
続いて具体的な読書法と実践に移す方法を紹介します。
アウトプット前提の読書法
読みたい本が既に手元にある前提で説明していくので、まずは手元に本を用意してください。
そして、本と一緒にメモできるような紙とペンと(細いタイプの)付箋を用意してください。
これで必要なものは揃いました。
STEP1:読み始める前にメモをしよう
読み始める前に以下の4項目をはじめに用意した紙に書いてください。
- なんのために読むの?
- どんな知識を学びたい?
- 読後どうなりたいの?
- コメント
この4項目に対する答えは1~2行程度で書いてください。
コメントはなくても大丈夫です。
ここで重要なのは、その本を読む目的をハッキリさせることです。
なぜその本読むのか?
本を買うとき、私たちは何らかの理由があって買うはずです。
たとえば、普段自分では丁寧に話しているつもりなのに、コミュニケーションが思うようにとれていなくて勘違いや方向性の相違が生じてしまうといった悩みがあったとします。
そしたら、おそらく会話術やコミュニケーションなどに関する本を買うでしょう。
そして、その本から勘違いを引き起こさないためのコミュニケーション方法についての知識を得たいと思うはずです。
一度本を読み始めてしまうと、目的を忘れてしまい、関係ないところまで注意を向けてしまいがちです。
そうすると、本来注目すべきところに注意が行かず、その内容が頭に残らないのです。
あいまいな知識は当然記憶に残らないので、実践に移せません。
そうなっては、成果が出ないのも当然です。
だからこそ、メモに書いて目的をハッキリさせる必要があるのです。
私はこのメモを、アシストメモ(マクロ)と呼んでいます。
マクロと書いているのは、次のステップでもう少し細かく切り分けてメモをしていくからです。
STEP2:その日読んだ部分のメモを書こう
その日読んだ部分、あるいは、1章分のメモには以下の4項目を書いてください。
- 要するに?
- どんな知識が学べた?
- 何を実践してみる?
- コメント
これが、アシストメモ(ミクロ)です。
読んだだけでは、知識はすぐに抜け落ちてしまいます。
読んだ内容をいったん自分のアタマの中で整理して、自分の言葉で簡潔にまとめましょう。そうすることにより定着しやすくなります。
また、その時感じたこと、考えたことなど、自分と結び付けたことをコメントとして書くと、自分事として捉えることができ定着しやすくなります。
この部分は原文を読み返したい、と思ったところには付箋を貼りましょう。
そして、何を実践してみようと思ったかをハッキリ書いておくことで、ふと思い返したときに行動に移すのがぐっと楽になります。
STEP3:実践する
これはシンプルですが、一番軽視しがちです。
実践しないのであれば読書しない方がいいといっても過言ではありません。
しかし、すべてやるのは難しいでしょう。
そこでまずは、実践してみることを「一つだけ」決めましょう。
そして、今すぐ行動に移しましょう。
一つでも、何もしないよりマシですよ。
<ではまた今度、Salut!!>