【断れない病】安易な承諾が自分に牙をむく
こんにちは、リサです。
「ちょっとこれお願い」
「今日集まりあるんだけどいかない?」
自分「あ、うんわかった。。。」
こういうのは普通いい人、良心的な人に多いです。
断るのが申し訳ないと感じてしまうのです。
でも、これが常態化してしまうと、人間関係を必要以上に避けてしまい支障が他のところにまで広がってしまいます。また、ストレスが溜まってしまいます。
今回は、この断れない病に対処する方法を紹介します。
まずは意識
まずはマインドセットからアプローチします。
いやいや、そんな精神論は聞きたくないと。
大丈夫です。
とってもシンプルですし、意外にも自力でこの病から抜け出す一番の処方箋です。
結論、実際に断れない(自分が断れていない)場面・状況に合ったときに、まずは「うわあ…またYESって言っちゃったよぉ~」とハッキリ認識してください。
その状況を俯瞰するんです。
こうすることで、物事を見る視点を変えることができます。
また、客観視できると自分の心理的負担も軽くなるはずです。
メリットは何か?デメリットは何か?
他人の依頼を引き受けたり、誘いを受けたりしたときは、YESと答えた場合のメリットとデメリットを考えるといいです。
これは自分を尊重して決断をする行為です。
YESと答えてしまうとき、ついつい相手のため、相手を気遣って決断してしまっているのです。
しかし、自分を尊重した決断をしても普通はなんら問題ないんです。もしそれで冷められてしまうのであれば、その程度の関係だったんだと認識することも大切です。
あなたにとって本当に価値のある人は、自分を尊重した決断をしても、あなたから離れることはありません。もちろん、傲慢さ・独りよがりと自分を尊重することは違います。
例を挙げます。
帰り際にあなたの友達が、授業ノートを一日貸してほしいと頼んできました。
しかし、あなたは翌日の小テストの勉強に使いたいと思っています。※写メはできないものとします
一方であなたは、小テストなので朝返してもらって、小テストまで短時間で勉強できなくはないとも思っています。
あなたは、どうしますか?
貸しますか?それとも断りますか?
ここでよく考えてください。
もし、その友達が普段よく勉強を手伝ってくれているのなら、良好な関係を保って、のちに助けてもらえるというメリットをとって、貸すのもありかもしれません。断ることによって、手伝ってもらえなくなるかもしれないというデメリットが考えられるからです。
では、特にそんなことはないけどクラスでは普通に仲がいい、たまに話しても全然楽しいけれども、特にそれ以上の関係でもないという場合、どうするべきなんでしょう?
私なら、丁寧に断ります。
自分にとってなんのメリットもないからです。
多少自分を尊重しても”意外と大丈夫だ”ということを忘れないでください。
「やれる?」ではなく、「やりたい?」
最後に、自分の意志を確かめましょう。
冒頭の「今日集まりあるんだけどいかない?」という質問について考えます。
例えば、起業サークルの集まりで飲み会があったとしましょう。その友達によると、OBやOGも何人か来るそうです。
でも、その時間はなにもせずゆっくりしたいと思っていました。
あなたは、どうしますか?
もし、あなたが起業についてOB、OGからいろいろ聞きたい!と思っているのなら、そこにはスケジュールを変えるまでの意志があるでしょう。
また、そのサークルのメンバーが好きで、あなたにとっていい環境、楽しめる環境なら、みんなで盛り上がりたい、楽しみたいという意志があるでしょう。
その場合は、YESと答えるべきです。
しかし、そこまで思い入れがなく、とくに行きたいとも思わないが予定は空いているし、断るのが申し訳ない、というのなら、勇気をもって断るべきです。
結局、自分の決断であり、自分が主体的になって判断する必要があります。
他人にとってのメリットデメリットではなく、あなたにとってのメリットデメリット。
他人の意志ではなく、あなたの意志を尊重するべきです。
そのためにも、まずはYESと言ってしまったときにも、「あ、自分を尊重できていなかったな」と認識することが大切になってきます。
一朝一夕でできることではないかもしれませんが、自分を尊重した決断をクセにすることで、少しずつ断れない病が治るはずです!
<ではまた今度、Salut!!>