【令和の受験】有料の映像授業サービスはありか?【結論:塾より圧倒的にコスパが良く柔軟性が高い】
こんにちは、リサです。
・最近人気の新映像授業サービスは、本当に受験のメインツールに使えるのか?
・どう使えばいいのか?
・誰が利用すべきなのか?
について解説したいと思います。
新しいがゆえに、よくわからないという人が多いと思います。
今回はそういう方の疑問を解決します。
- 従来の塾に代わり、新しい映像授業サービスが優れている理由
- 新映像授業サービスの効果的な活用法【結論:サービスを組み合わせる】
- 映像授業を最も利用すべき人
- まずは無料体験
- 【失敗から学んだ】柔軟性の大切さ
従来の塾に代わり、新しい映像授業サービスが優れている理由
一言で、「コスパが良い」に尽きます。
けど、これだけじゃよく分からないので順に詳しく説明していきますね。
まず、「なぜ塾の料金はそんなに高いのか?」と思う人が多いのではないでしょうか?
私的な見解ではありますが、塾の料金には、施設管理費、テキスト代、模試代、カウンセリング、過去問、受験情報…などなど、純粋な授業料以外の料金がも入り込まれていると思います。
すべて込々のフルパッケージだから、結果的に高くなっているのだと思います。
また、初めに提示された料金だけであればよいですが、それだけで済むことはまず無いと思ってください。
通っているうちに、あれもこれもとその時の流れで支払うことになります。
塾講師も先生とは言えど、立派なセールスマンですよ。
親のいないところで、よくわかっていない受講生に合格のためといって売り込んできます。
よく考えてみれば、三大大手キャリアのプランによく似ていると思いませんか?
なんやらよくわからないサービスや特典が沢山ついてきて、いっぱい盛沢山だからお得ですよ!みたいな。
でも、本当にそれ全部必要ですか?
これが一番大事なところです。
今検討しているのなら、本当によく吟味してください。
別に塾を悪者にしようとしているわけではありません。
当然、塾には圧倒的な歴史と実績や、質の高い講師陣、手厚いサポート、受験関連情報があるのは確かです。
しかし、提供してもらえるサービスをあなたが本当に必要としているのか、ということをよく考えてほしいです。
これから必要になるかも…ではなく、絶対に必要なものに絞りましょう。
安いけど質がよい
最近の映像授業は非常にわかりやすいです。
下手したら、学校の先生よりわかりやすいなんてこともざらにあります。
私が視聴していた物理の無料映像授業は、学校の物理の担当より圧倒的にわかりやすかったので、学校の授業はほとんど聞く必要がなかったです。その代わりに、映像授業で同じ範囲をしっかり勉強していました。
学習効率が上がる
高品質の授業を、何度でも視聴し復習することができる
授業を受けるのは、インプットです。
授業で習ったことを使い、問題を解いたり応用するのが、アウトプットです。
結果を出すために一番大事なのは、どれだけアウトプットができたかです。
もちろんアウトプットは、インプットありきですが、
インプットに時間をかけていたのでは、入試問題に通用する実力はつきません。
映像授業であれば、インプットを高速で、
しかも繰り返しできるので定着しやすいです。
授業でノートとるのは時間の無駄です。
インプットが時短で済む分、アウトプットに時間をかけられます。
対面で授業を受けるとよくある、受けて満足という事にならない
対面で授業を受けるのはそれなりに大変です。
授業がおわりに近づいてくると、内容が頭に入ってこないということをよく経験しているはずです。
これだけ負担があると、どうしてもそれだけで効果があるんじゃないか?実力が伸びているんじゃないか?と勘違いしてしまいます。
が、はっきり言います。授業を受けただけで実力が上がるなんてことはまずないです。
それだったら、授業を受けるときの負担を減らし、本当に実力を上げるアウトプットにエネルギーを注いだ方が何倍も得ですよ。
学習進度か可視化され、学習スケジュールなどを管理しやすい
受験勉強では、どれだけ学習を管理し、それに沿って学習を進められるかが合否に関わってきます。
映像授業だと授業を受ける都度、自分で受ける授業を選択したり、視聴済みの授業を確認したりする機会があるため、学習計画が管理しやすいです。
柔軟性が高い
映像授業は何といっても柔軟性が高いです。
塾の授業となると、スケジュールがある程度固定されてしまいます。
さらに、通学に時間かかったり、体力的にも負担が大きいです。
映像授業であれば、場所を選びません。
どこでやってもいいのです。
その分通うための交通費も発生しません。
スケジュールも自分の生活スタイルに合わせて柔軟に組むことが可能になります。
資金的に時間的に縛られないからこそ、他のオプションを適宜(個々が必要とするものだけ)加えることができます。
また、学習スタイルも各々調整することができます。
個々のレベルは千差万別です。学習範囲もどこからどう始めても良いのです。
通っている高校によって学習範囲の進め方は違います。
しかし、塾では生徒一人一人に合わせることはできません。(個別指導なら可能ですが、一般的に費用が高くなりがちです)映像授業なら自分のペースで進めることができます。
さらに、それぞれが必要とするサポートも違います。
学習計画は立てられないけど、それさえお願いできれば、勉強は自分でできるという人もいれば、学習計画は立てられるけどいざ勉強となると躓いて進めなくなってしまうという人もいます。
「必要な分を必要なだけ」というのはどのような時でも大事になってくるのです。
利用者増からのサポートが充実
最近の映像授業は授業に限らず、オンラインでもアドバイザーがついてくれて、学習をサポートしてくれます。
新映像授業サービスの効果的な活用法【結論:サービスを組み合わせる】
一番の不安材料は、「これだけで大丈夫か?」ということでしょう。
結論、このようなサービスは、他のサービスやリソースと組み合わせて利用するのが前提だと思ってください。
しかし、柔軟性あるからこそ実現できることです。
資金的に、時間的に、学習スタイル的に柔軟だからこそ、他と組み合わせて利用すべきだということです。
例えば、受験は情報戦だとも言われています。
しかし、私の経験からすると、学校と受験仲間とネットから得られる情報にしっかりアンテナを張っていれば、必要な情報は十分に得られます。
テクニックに関する情報だとかを塾で得られるじゃないか、と反論されるかもしれませんが、土台となる受験勉強が模範通りできていれば、そもそもそういった小手先のテクニックなど、ちまちまとした情報はなくても受かります。
本当にそのような情報が欲しいのであれば、ネットにいくらでもちゃんとした(信頼できる情報源からの)情報は手に入ります。
それらを活用できれば十分それで十分です。
むしろ、そういった情報に振り回される方が危険です。
そういった情報収集はあくまで付録だと思って本業の勉強に専念する方が健全だと言えます。
(もちろんある程度の情報は必要ですが、受験生にもなれば嫌でも受験関連の情報は流入してくるのでそこまで心配する必要はありません)
映像授業を最も利用すべき人
なんでもかんでも勧めるつもりはもちろんないです。
誰が本当にこのようなサービスを活用すべきかを軽くまとめておきました。
参考に程度に見てみて下さい。
・もっと効率よく、コスパよく受験勉強をしたい
・部活動・習い事で忙しい(時間的余裕がない)
・本格的に受験を意識し、本腰を入れてやる気がある
・まだ将来の希望進路が決まってない、どの学部に入りたいか正直わからない
・どの学部でもいいからとりあえず全部受けてしまえと思っている文系
・一緒に勉強できる受験仲間がいる
ざっとこんな感じ出す。
これがすべてではないですし、これが絶対ということでもありません。
自分と向き合って何がベストかじっくり考えてください。
まずは無料体験
今はまだ半信半疑でもいいです。
実際に使ってみて、自分なりの活用法がわかってくれば、
上手な使い方がわかってくるはずです。
まだ迷っている人は、塾に通う前にまず、無料体験を利用してみましょう。
そのサービスがどういう感じか、イメージをもつはっきり持つことができます。
参考までに、4つ(スタディサプリ・進研ゼミ・アオイゼミ・Z会)の、2020年8月現在の料金表を載せておきました。
スタディサプリ
公式サイトのリンクです。
公式サイトのリンクです。
アオイゼミ
公式サイトのリンクです。
Z会
※Z会の料金システムはもう少し複雑で複数のプランがあるのでホームページで確認してください。
【失敗から学んだ】柔軟性の大切さ
私は浪人生の時に、ある予備校に約半年間通いました。
(契約期間的には半年ですが、実際は3か月ほどでした。)
これでもかと調べ、自分に必要なのは何か?と考えて決めた予備校でした。
契約は、パッケージのようなもので、
AO入試メインなら、AO入試に特化したパッケージ、一般入試なら、一般入試に特化したパッケージを選んで契約します。
料金は約80万円で、それも一括払いです。
ところが、志望校や受験の方向性が変わってしまったのです。
正直、これはほとんどの受験生が経験すると断言できます。
私の場合、初めは英語系のAO入試などを考えていました。
そのため、それに強いを予備校を選んだのです。
ところが、海外の大学を目指すようになり、それまで受講していたまたは、現在進行形で受講していた指導が全く不要になったのです。
でも、一括払いだったので、途中でやめることはできたとしても、
当然お金は返ってきません。
パッケージを変更するとなれば、追加料金がかかります。
家計にそこまでの余裕は当然ありませんでした。
今でも本当にこの決断は間違っていたな、と猛省しています。
自分で決めたのだから、と将来のための貯蓄を切り崩してお金を出してくれた父親には、本当に申し訳ないことをしてしまったなと、今でもあの決断を後悔しています。
だからこそ、まだこれからという方には、初めは少額でかつ、すぐに解約できるものを選ぶように、と伝えたいです。
その点でもやはり、有料のオンラインサービスが優秀です。
2週間も無料体験できたり、月額980円から始められたりするものもあります。
体験してみて、気に入らなかったのであれば、すぐやめればいいのです。
これくらいの出費であれば、カフェで使うお金を1,2回我慢するくらいで済むでしょう。
料金が高いからいいとか、安いからいいとか、そういうことではありません。
塾に通う場合、授業料以外に諸費用諸々(施設管理費、テキスト代、模試代、カウンセリング、過去問、受験情報)が料金に組み込まれてきます。
高くても、いらないサービスが沢山含まれていては、単純にコスパが悪いのです。
最近のオンラインサービスは本当に充実しています。
利用者が今後さらに増えることを考えれば、さらに充実してくるとも思われます。
「塾で付随していたサービスは、オンラインサービスを利用する場合どうすればよいのか?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、それらは必要になったときに単体で利用すればよいのです。
そもそも、いずれ必要になるだろうというだけで、
今それを手に入れることがおかしいのです。
少しでも曖昧さがあるなら、旧来のフルパッケージに手を出すの絶対にやめましょう。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
皆さんの健闘を祈っています。
<ではまた今度、Salut!!>