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情報系の海外大学に通いながら独学でWeb制作を学ぶ女子大生の学習記録

【令和の受験戦略】大学受験に塾はいらない?〈オンラインサービスの充実・コスパ重視・予備校の必要性〉

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こんにちは、リサです。

 

この記事は、塾に通おうか悩んでいる受験生、通わせようか悩んでいる親世代に向けたコンテンツとなっています。

 

世の中が時々刻々と変化する中、受験の様態も大きく変わってきました。

特に最近は、受験形式が変更された2020年度からの大学共通テスト、英語の民間試験導入の検討などが話題になりました。

まさに今、転換期を迎えている大学受験ですが、受験生にとっては迷惑以外の何物でもないでしょう。

 

しかし、受験生はみな同じ土俵で戦っています。

この不利益を、受験生全員が被っているのです。

 

そして、この大きな変化に適応することができた受験生だけが、この戦いで勝利を収めることになるでしょう。

 

そこでこの記事では、令和の受験戦争を勝ち抜くために、どのようなサービスを活用するべきなのを解説していきます。

 

殊に、歴史の長い「塾」という教育サービスが、令和の時代においても最善の選択肢になり得るのか、ということも解説していきます。

 

 

 

塾に通っても合格は保証してくれない

塾に通う=合格できるという錯覚

塾というのは、教育・指導と引き換えに、代金を支払うサービスであり、合格と引き換えに代金を支払うものではありません

 

当たり前だろ、と怒られるかもしれないですね。

しかし、良かれと始めたはいいが、この錯覚に陥ってしまう人は非常に多いです。

これは、どこか安心感を抱いてしまうことが原因だと思います。

 

受験生は、自分が塾に通っていて、素晴らしい講師の授業を受けているから大丈夫、周りより一歩先を進んでいるんだ、そう思い込んでしまいます。

 

塾に(物理的に)通う、与えられた課題をやる、名誉ある講師の授業を受ける、そうすることで、成績が伸びた“つもり”、合格に少しずつ近づいた“つもり”でいるだけで、実際は恩恵をほとんど受けていなかったりするのです。

 

実際、模擬試験(模試)の結果が少しずつ上がっていると思ったら、ただ学校の授業進度が進んだだけということもあるのです。

 

受験勉強は受験生本人がしなければいけません。どんなに頑張っても、親が変わってあげることはできないのです。

 

もしかしたら、お金を払って実績のある予備校に通わせることで、自分の無力感を掻き消そうとしているのではないでしょうか?

 

怖いことに、受験期が近づき、不安になればなるほど、この錯覚に陥りがちです。

 

結局は自分の頑張り次第

しかし、冷静に考えれば合格する受験生がいれば、逆もしかりなんです。

 

大手予備校がこぞって宣伝のチラシに難関大合格者を載せていますが、果たして母体はどれくらいなんでしょうか?

第一志望校に行けなかった受験生は山ほどいるでしょう。

 

脅すつもりはないですが、これが現実です。

 

宣伝チラシの数字に貢献している受験生らは、(一部例外は除き)みな置かれた環境で最大限努力した結果が合格に繋がったのです。

 

彼らは、もし何らかの理由(経済的理由など)で塾を選択肢に入れることができなかったとしても、同じように合格することができた可能性が高いです。

 

要するに、結局は努力次第だということです。

 

今の時代は、情報であふれています

YouTubeでは、無料かつ分かりやすい解説が沢山あります。

教科書より、ネット記事の方が優秀だということも珍しくありません。

もっとも、学校の教科書だって馬鹿にはできません。(なぜなら、教科書を逸脱した範囲を出題することができないからです)

 

有り余る情報を持て余すことになるのか、最大限活用できるのかで、結果は大きく異なってくるでしょう。

どんな戦略をとるにしても、最終的には、受験生本人が責任を取ることになるのです。

 

さて、実際にどんな選択肢があるかを見ていきましょう。

 

受験戦争を勝ち抜くための選択肢

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塾・予備校(個別指導・団体指導)

 

教えることより、受験勉強における合格への道しるべという要素を大切にしていたり、勉強指導にとどまらず生活指導までしたり…。

 

最近では、指導をしないことで話題になっている塾(武田塾)や、合宿や寮生活のあるところもあるようです。

 

時代に合わせて、塾も実に多様化しています。

塾のメリット・デメリットについては、後程詳しく見ていきます。

 

家庭教師(家庭教師のトライ、家庭教師のあすなろ、メガスタ)

これも塾と同じように、比較的歴史が長いですね。

 

家庭教師を雇うことの一番のメリットは、やはりマンツーマンであることでしょう。

学校や塾での大人数の集団授業だと、ついていけなかったり、質問しづらかったり、という方が選ばれる傾向にあります。

 

少しお金を出資してでも、自分に合った指導形態にできるのです。

自分専用のカリキュラムで、自分の得意不得意に合わせてペースを柔軟に変更できます。

さらに、自宅で授業を受けられるので、移動にかかる時間やお金、労力も抑えることができます。

 

無料オンラインサービス(YouTube、映像授業Try It)

私が受験生時代に重宝していたのが、YouTubeの解説動画です。

普通に学校の授業とリプレイス(取り替え)したいと思うくらい、優良な解説動画もありました。

 

物理を選択している受験生に限れてしまうのですが、『映像授業 Try It』の物理の授業は本当に良かったです。基礎は8割がた、これに頼っていました。お世辞なしで本当に役に立ちました。

 

有料オンラインサービス(スタディサプリ、進研ゼミ、アオイゼミ、Z会、秀英iD予備校 自宅学習コース、Udemy)

実はこの手のサービスは、私立高校を中心に導入を始めている学校もあるようです。

個人的にこれが一番の選択肢だと考えています。

 

なぜなら、圧倒的にコスパがいいからです。

 

塾や家庭教師というのは、これらの選択肢の中で、料金が高い部類に入ります。

 

母体がしっかりしているから、システムとかはしっかりしているし、圧倒的な人気講師陣に恵まれているのは事実。

 

まず、確実にそういうコンテンツを得たいというのであれば、大手予備校や有名どころの塾を選べば失敗はしないでしょう。

 

しかし、問題はその料金に見合っているのか?ということです。

 

有料のオンラインサービスに関しては、ここに載せていますと収まらないので別の記事で解説したいと思います。

 

とりあえず、今悩んでいるのなら、塾に通う前にまずは無料体験でコスパの良さを肌で体感してみることをお勧めします。

 

月額数千円程度ものばかりですし、途中で辞めたり、他の選択肢を並行して活用する余裕ができたりと、圧倒的に柔軟性が高くコスパが良いのが特徴でしょう。

 

 

 

書籍(教科書、参考書)

学校では教科書、家では参考書にお世話になるかと思います。

あくまで、ちょっと調べたり、苦手なところだけ集中的に勉強したりと、補助的な存在だと思います。

 

もちろん、これだけで受験を突破できる強者もいます。

決してマジョリティではないですが、書籍で独学で合格できればそれに越したことはありません。

 

しかし、独学でやるという選択肢にはかなりの合う合わないがあるということを、相当な覚悟が必要です。

 

【英語編】受験戦争を勝ち抜くための選択肢【厳選】

民間英語試験の導入は、遅かれ早かれ行われるでしょう。

それならばと思い、2つ厳選して紹介することにしました。

 

スタディサプリENGLISH

利用者が圧倒的に多く、そのスマホ片手にどこでも学べる手軽さが特徴です

一番のメリットはやはり、継続しやすいところでしょう。

いつでもどこでもスマホ一台で勉強できる手軽さがゆえに、勉強するためのこまめに継続できるところにあります。

 

現代人は、スマホ人間です。現代人は、時間に追われています。

だからこそ、隙間時間を利用して簡単に英語を身につけられるという点で、大いに活用するメリットがあると思います。

 

スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)

 

イングリッシュイノベーション(高校1,2年生向け)

こちらは、大学受験に必ずしも直結するわけではないです。

しかし、英語学習の土台を作りたいという方にはおすすめです。

 

イングリッシュイノベーションズでは、ネイティブの講師と英語オンリーでの授業が受けれます。

このような環境は残念ながら、学校では皆無です。

 

英語は言語です。意思疎通するためのツールに過ぎません。

説明書ばかり読んでいても、ツールは使えるようになりません。

実践で使って初めて使えるようになるのです。

 

これと同じように、英語という言語ツール使わなければ身に付きません

だから、このような英語漬けの環境で授業が受けられるサービスは、英語学習において最もコスパが良いのです。

 

特にこれからの時代は、誰もがプログラミングと英語のスキルが求められる時代です。

早いに越したことはありません。

早いうちに英語学習の土台を固めれば、受験後に劣化してしまうような英語力ではなく、生涯の資産になるスキルが身に付きます

受験でも有利になりますし、選択肢の幅も広がります。

 

イングリッシュイノベーションズは、私が海外大学に進学するにあたり本当にお世話になった英語試験専門の学校です。

また別の記事でじっくり紹介したいと思います。

 

塾に通うメリット・デメリット

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lifeblogs.hatenablog.com

 

lifeblogs.hatenablog.com

 

 

自分に適した受験戦略を見極めよう

受験は戦いです。

既に決められた枠を奪いに、強者が弱者を蹴落としていくのです。

 

ベターではなく、ベストを選択していかなければ、他の受験生に簡単に合格の枠を奪われてしまいます。

それが現実になったときに、本当に後悔するのは、他でもない受験生本人でしょう。

 

そのためにも、今置かれた立場で、自分にはどんな選択肢があり、どれを使ってどう戦えば勝てるのか考える必要があります。

戦術を練ることです。

 

自分としっかり向き合い、何が自分に合っているのか...

 

・同じ立場の同志(受験仲間)がいた方がよいのか、いない方がよいのか?

・家でも集中できるのか、勉強するためだけの環境の方が良いのか?

・個別か、集団か?

 

考慮する要素は、沢山ありますがこれも含めて戦いです。

 

 

最後に

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軽くまとめたいと思います。

 

1.塾は合格を保証するものではない。

まずは自分の力で、そして与えられたリソースで結果を出すつもりで努力を怠らないこと。

そのうえで、塾を選択するのであれば、パッケージに含まれたあらゆるサービスを最大限活用しましょう。むしろ“最大限”活用できないのであれば、ただのお金の無駄遣いになってしまう可能性が高いです。

 

2.今の時代でこそ、選択肢は沢山ある。

どんな選択肢があるのかを把握することも、受験生として重要な仕事です。

  • 塾・予備校
  • 家庭教師
  • 無料オンラインサービス
  • 有料オンラインサービス
  • 書籍
  • スタディサプリENGLISH(英語)
  • イングリッシュイノベーションズ(英語)

 

3.自分としっかり向き合い、自分に合った選択をする。

どんなにツールが良くても、自分に合った受験戦略をしっかり考えなければ、結果はついてきません。

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。

皆さんの健闘を祈っています。

 

 

<ではまた今度、Salut!!>